夢について

久しぶりの更新になってしまった。

ブログを始めた当初は毎日更新する気満々だったのに。。。

今日から気を引き締め直して、ブログの更新を再開します。

早速、題名の”夢について”ですが、

僕は小学生の頃、夢は何か?と聞かれても答えることができなかった。

それは夢がなかったからだ。

憧れてたものはあった。

テレビ画面に映る歌手やバンドマンを見て胸が躍り

お笑い芸人を見て僕も人を笑わせたいと思い

俳優を見てかっこいいと思い

テレビ画面に映る人たちに憧れた。

だが、それらは憧れであり夢ではなかった

と当時は思っていた。

本心は

「僕もこうなりたい!」

と思っているが

「僕なんかには無理だ、、、」

「誰かに言ったら笑われる、、、」

と蓋をしていた。

なので、夢がなかったのではなく

自分から夢を遠ざけていた。

ボクシングでチャンピオンになって思う。

そう易々と夢に蓋をするもんじゃない。

自分の意思をしっかり持って、そこに向かう努力をするんだ。

笑われたっていい。

あとで見返してやればいい。

僕がボクシングを始めた当初、みんながこう言った。

「船井にボクシングなんて無理だよ」

僕は小中学でバスケをしていた。

消極的な性格っていうのもあり仲間にパスをもらいに行けなかった。

もちろんレギュラーになれず、

たまーに記念に試合に出させてもらえるような生徒だった。

そんな僕がボクシングを始めたわけだから、そりゃみんな無理って思うだろう。

この”無理”はチャンピオンになることではなく、ボクシングをすることに対してのものだった。

だが僕は、日本チャンピオンになり、アジアチャンピオンになり、世界1位になってアメリカで世界タイトルマッチまで経験した。

弱かった当時の僕は、練習や試合、いろいろな出会い、たくさんの葛藤を経てチャンピオンになれた。

ボクシングを始めた理由は心も身体も強くなりたかったからだ。

TBSでやっていたガチンコファイトクラブを見て、ボクシングなら強くなれるかもしれないと思った。

最初から”絶対チャンピオンになるぞ!”と夢を持って始めたのではなかった。

やり始めると、どんどんうまくなってるのが楽しかった。

そしてプロになり、やがて世界チャンピオンになることが夢になった。

世界チャンピオンにはなれなかったが日本とアジアのチャンピオンになり、アメリカでの世界戦がができたので満足して引退した。

別に夢がないからって気にすることはないと思う。

興味が湧いたことをやって、そこから生まれたりもする。

僕がそうだった。

何かを一生懸命続ければやがて夢が生まれる、と思う。

やりたくないことをする必要はない。

自分自身が夢中になれることをやろう。

行動しなければいつまで経っても蓋をしたままだ。

興味があることはまず挑戦。

そこで続けていく過程で夢や目標が生まれる。

このブログは僕自身に言い聞かせるためのものでもある。

ボクシングを引退して、次の夢に向かっての自問自答だ。

2021年突き進みましょう。

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