【自己紹介③】6回戦の頃

前回のブログの続きです。

新人王になることができませんでしたが、6回戦に上がりました。

ここでボクシングの基本的な昇格を簡単にご紹介します。

ボクシングでチャンピオンになるためのステップ

①プロテストを受けて合格するとC級ライセンスをもらえ、4回戦選手になる(4Rまで戦える)

②4回戦で4勝(引き分けは2度で1勝扱い)すると6回戦(B級ライセンス)になる(6Rまで戦える)

③6回戦で2勝(引き分けは2度で1勝扱い)すると8回戦(A級ライセンス)になる(8R~12Rまで戦える)

④日本や東洋などのランキングに入っている選手と試合をし、勝かつとそのランキングに入る

例:日本ランカーに勝つ→日本ランキングに入る(日本ランカー)

  東洋ランカーに勝つ→東洋ランキングに入る(東洋ランカー)

  世界ランカーに勝つ→世界ランキングに入る(世界ランカー)

※4回戦が出場できる新人王トーナメントで優勝すれば日本ランキングに入れる

※ランキングに入ることができれば、そのランキングのチャンピオンに挑戦できる

⑤自分が入っているランキングのトップに君臨するチャンピオンと試合をし、勝つとチャンピオンになる

※日本タイトルマッチ(日本チャンピオンをかけての試合)10R

 東洋タイトルマッチ(東洋チャンピオンをかけての試合)12R

 世界タイトルマッチ(世界チャンピオンをかけての試合)12R

⑥チャンピオンとして、ランカーと試合をして防衛する

と、端折っているところもありますが、ざっくりこんな感じです。

6回戦での試合

そしてこの時の僕の戦績は9戦6勝3KO3敗

6勝していますが4回戦での6勝なので6回戦です。

あと2勝をして8回戦に昇格したいのです。

6回戦は選手層少ないので、なかなか試合が決まらない場合があります。

そんな中、すぐに試合が決まり

2008年3月10日(vs.若生然太選手)に初6回戦を経験しました。

今まで4Rの練習をしてきましたが、2R増えることはスタミナ面で不安でした。

練習でも4回戦の頃は3~4Rしか連続してスパーリングしたことがなかったのですが、6Rの試合に向けて4~6Rを連続してスパーリングします。

練習をしているうちに

”あれ、意外とスタミナ大丈夫だな”

と自信がつきました。

試合ではスタミナ面にも自信をもって挑みました。

この頃の自信は慢心なところもあって、がつがつパンチを打ってペースを握ったのですがボディの打ち終わりにパンチをもらいグラつき危なっかしい展開でした。

ですが、中間距離でカウンターのストレートが入り1RKOで勝利できました。

ボディが相手に当たる位置は、相手も自分にパンチを当てれる距離なので注意が必要です。

倒したことで喜び、1発もらったことなんてこの時は反省もしていませんでした。

ここで反省して2度と同じパンチをもらわないように次に繋げられる選手が一流です。

次の試合は全然決まりませんでしたが、8か月後の2008年11月1日に試合(vs.円田洋介選手)が決まりました。

試合が空きましたが、練習はしっかりやっていたので、この時はめちゃくちゃ調子が良くて

序盤からペースをとり中盤に連打で倒すことができて3RKOで勝利できました。

試合が決まらない時でも練習するのは当たり前のことですが

意外と練習に来なくなったり、練習に来てもすぐ帰ってしまう選手がいます。

僕はボクシングの練習が好きだったので、毎日通っていました。

6回戦で2勝ができたので次は8回戦(A級ライセンス)です。

ランカー、チャンピオンはみんなA級ライセンスなので、これからの夢が膨らみます。

この時の戦績は11戦9勝5KO2敗

続く、、、

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